賃貸不動産経営管理士の試験は難しかったか?
筆者は2023年(令和5年)11月に実際に賃管試験を初受験してきました。
賃管(賃貸不動産経営管理士)試験とは?
年に1回(例年11月)行われる試験で、科目等が一部重複している宅建との同時受験をする人も多いです。
受けてきた率直な感想から言うと難しく感じました。
自身が歩んだ受験の経緯などを振り返り、スケジュールなども踏まえ記載しています。
この記事を書いた人
2022年に宅建受験(不合格)、2023年に再受験で合格
2023年11月に賃管を初受験(結果は不合格)
賃貸不動産経営管理士の試験は簡単すぎる?
Googleで検索すると賃貸不動産経営管理士は「簡単すぎる」と出てきます。その理由や背景を考察してみました。
過去の合格率と国家資格入り後の難化傾向
2014年の民間試験だった頃には76%の合格率を誇っていた賃管試験ですが、2021年に国家資格となった前年あたりから合格率が下がっておりデータ上、難化傾向がみられます。
直近の2023年の試験では合格率が27.9%と30%を下回っています。
2023年の合格点は?
合格点は毎年変動しますが、2023年度は50問中36問正解で合格でした。
余談ですが筆者は31点で余裕の不合格でした
以上のデータから考察した結論を言うと、「簡単すぎる」は5年以上前の試験に対する評価だと考えます。
不合格だった賃貸不動産経営管理士試験を振り返る
落ちてしまいましたが勉強したスケジュールを振り返ってみます。
宅建試験後の1か月前から勉強スタート
2023年の宅建試験が終わった10月15日から数日後の、10月19日から通信講座にて勉強を開始しました。
10月19日~11月19日(試験日)のちょうど1か月勉強しました。
細かく見ると
10月19日~11月7日が通信講座の動画・セレクト問題など、11月9日から予想模試や過去問を行いました。
ただ、その1か月をがっつり勉強していたわけではなく何もしない日もあったり、勉強不足だったかなと思います。
直前期の過去問や予想問題での点数
試験(23年11月19日)の直前期に模試のような形で解いてみた過去問や予想問題の点数を振り返ってみます。
過去問
今日は令和4年度の賃貸不動産経営管理士の過去問を解いてみた。
— 宅建パスログ (@half_pass) November 10, 2023
結果は37点(合格点34点)だった。
昨日の予想模試に続き今日の問題も案外理解できていたから、19日の賃管試験もどうにかなりそうだ🙄
試験の約10日前は手ごたえを感じていて、落ちた今こうして振り返ると恥ずかしいですw
今日は令和2年度の賃貸不動産経営管理士の過去問を解いてみた。
— 宅建パスログ (@half_pass) November 17, 2023
結果は35点(合格点34点)🙄
過去問は直近3年分だけで解くの終わり!
明日LEC予想模試の3回目を解いて、改正見直して賃管の勉強フィニッシュ予定🙄
予想模試
今日は結局少し過去問も触ってから「LEC出る順」賃管予想模試の3回目を解いた。
— 宅建パスログ (@half_pass) November 18, 2023
1回目43点(合格点37)
2回目34点(合格点35)
3回目32点(合格点33)
なんともボーダーライン🙄
明日受かると良いな〜#賃貸不動産経営管理士
賃管の感想まとめと回想
賃管試験は思っていたより難しかった
2023年試験本番では個数問題が2割以上あり、しっかり理解や暗記をしていないと少し厳しいと感じました。
過去問や予想模試ではボーダー前後が多かったですが、実際の試験では5点足らずと合格点に遠く及ばず不合格となりました。
1か月だと本腰を入れて勉強がオススメ
1か月でも無理ではないと思いますが、短期間で目指す場合は自分を反面教師に本腰を入れて勉強がオススメです。
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